2014年2月11日火曜日

PlayFrameworkでサニタイズから逃れる方法

先日に引き続き、PlayFrameworkの話です。

PlayFrameworkを使っていて、便利だが困ることが一つ。
それは、自動的にサニタイズされてしまうという点。

例えば、

controllers/Application.java
package controllers;

import play.*;
import play.mvc.*;

import views.html.*;

public class Application extends Controller {

    public static Result index() {
        return ok(main.render("'hoge'"));
    }

}


view/main.scala.html
@(autoEscape: String)

<!DOCTYPE html>

<html>
    <head>
        <title>テスト</title>
    </head>
    <body>
        @autoEscape
    </body>
</html>

というコードがあったとすると、実際にmain.scala.htmlに入るautoEscapeには、
「'hoge'」ではなく、「&#39;hoge&#39;」が入ってしまいます。

もちろん、<html>タグの中なら勝手に判断してくれるので、別に問題はないのですが、
例えばview/main.scala.htmlの中に<script>タグを置き、その中に@autoEscapeを
持ってきて処理したい場合は、ちょっと困る。
なぜなら、<script>タグの中では上手い具合に判断してくれないから。

このような事態の回避方法を調べても、ほとんどのサイトで出てくるのは、
「.raw()を使え」という言葉ばかり。

特に、引数で持ってきた値をエスケープさせないで使う方法が書いてない!!!


ということで、辿り着いたページがココ↓
Stack Overflow - How to pass raw html to Play framework view?

そして試してみたのが以下の書き方。
@(notEscape: String)

<!DOCTYPE html>

<html>
    <head>
        <title>テスト</title>
    </head>
    <body>
        @Html(notEscape)
    </body>
</html>

このように、 @html(引数名) と書くことで、「'hoge'」という記載で通ってくれるよ!
やったね!

と思ったら、ちゃんと以前紹介したサイトにも書いてありましたorz
ちゃんと読もう、自分。
@IT - Java開発者がScalaでPlay frameworkのビューを作るには (2/3)


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